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畦作り

広い田んぼになると、田植えの時の代かきで均平に仕上げるのが難しくなります。無農薬で稲を作る場合の最も手間が掛かるのが雑草対策ですが、私はそれをジャンボタニシで行っているので、田の地面を均平に仕上げるのは水の管理上とても重要です。そこで今回、今まで苦労していた田んぼの真ん中に「畦」を作る事にしました。大体5反以上の広い田んぼは2筆や3筆を1枚にまとめた場合が多く、上にあった田んぼがどうしても地高くなっています。畦を作る事で草刈は増えますが、水管理がし易くなり、雑草に悩まされる事は少なくなりそうです。畦には土筆が生えていました。家の近くにはたくさん生えている所があり、子供が楽しんで採ってきてくれます。料理は定番の卵とじです。


野菜や穀物と違い、卵は毎日採卵します。卵は、料理のレパートリーも多く、ある程度日持ちもするので、ありがたい農産物です。採卵した卵は検品、選別を行います。具体的には「汚れ」「ひび割れ」「形状」「大きさ」等を確認し、販売用と自家用に分けます。産直店等で売る場合は一般的な透明のプラスチックパックに入れて出します。宅配分は通い箱として、より耐久性があり、取り扱いが楽な紙パックを使用します。我が家の場合、1日の採卵は80~120個なので厳密に大きさ(S、M、L等)で分けて出せません。従って1個平均60g以上で出しています。例えば6個入りであれば360g以上です。私としては食用で販売しているつもりですが、有精卵ということもあり、過去には孵卵器でヒナにすると言う方もいてびっくりしたこともあります。


牽引免許

トラクターの牽引免許を取りに行きました。今すぐに必要と言う訳ではありませんが、将来コンバイン等の牽引を考えているからです。今回の試験は、福岡県が認定農業者や専業農家向けに募集したもので、農業者大学校で2週に亘り練習した後、試験場で実技試験を受けるものです。練習のし始めは、兎に角バック(車庫入れ)が難しく、本当に取れるのかと不安でした。基本的には、安全確認と脱輪、巻き込みに気を付けて、後はメリハリを付ける事でしょうか。前日に下見に行きましたが、試験のコースは2通りあり、試験当日でないとどちらのコースか分からないと言うお決まりのパターン。また、当日は練習と違い、他の試験車両も走っているので更に難しい。結果として、この時受けた全員受かることが出来て安心しました。


畦塗り

冬の農作業の1つ、畦塗りをしました。この作業はタイミングが難しく、土に十分な水分が無いとうまく畦が出来ません。今までの経験から、雨降り後のかなり水分が多い状況が良い仕上がりになります。具体的には簡単に泥団子が出来る状態です。畦塗りはその年の水田の田のみ行います。目的としては、漏水防止、水周りの容易さ、草刈の容易さ等です。昔は畦シートを使っていましたが、設置も回収も非常に重労働で、草刈の時に機械で切ったりと問題が多く、また、現在の田んぼの数が畦シートを使える範囲を超しているのもあります。この機械も高価ではありますが、非常にありがたく使っています。


冬の準備

スタッドレスタイヤを取り付けました。軽トラは1年365日乗るので、四季のあらゆる状況で安全に乗れなければなりません。取り外したノーマルタイヤには今まで付けていた場所を書いておき、次の付け替え時にタイヤローテーションも行います。スバルのサンバーは足回りにもお金が掛けてあり、フロントには軽乗用車にも採用例が少ない、ベンチレーテッドディスクが付いています。農作業ではかなりの重量物を載せますが、ブレーキで不安を感じたことはありません。