バックナンバー 2013年 1月

有機農業の祭典

第20回 「火の国九州・山口有機農業の祭典」が長崎県雲仙市でありました。たくさんの方が参加されました。生物多様性の重要性、農薬使用による稲ウンカの抵抗性獲得等様々な話を聞くことが出来ました。2日目の現地見学会では、数十年種を採り続け「我が子」の様な野菜を作り続けてある岩崎さんの畑を見学し、改めて「種採り」の重要性を確認しました。来年の祭典は宮崎で、楽しみです。


佐義長

佐義長(さぎちょう)をしました。地元では方言で「さぎっちょ」と言います。地元の広場に孟宗竹で骨組みを作り、中に芯となる藁や薪を入れ周りにも竹を置きます。家々から門松や注連縄、書き初めを持って来て火を点け、燃えた残り火で鏡餅を焼いて食べると、その年の厄が払えると言います。焼いた餅はきな粉や醤油で頂きました。佐義長の準備は地元の青年部?「持展会」(じてんかい)が行います。持展会は35年前に私の地元、持丸(もちまる)を発展させる会として、若者を中心に出来ました。持展会は大鍋でおでん、竹でかっぽ酒を作り、終わりの火の始末までを行います。この様な行事の時は、やはり子供がたくさん来ないと盛り上がりませんが、私の地区も近年子供が少なく、寂しい状況です。