バックナンバー 2014年 3月

高菜

漬物にする高菜を収穫しました。収穫した高菜は株の中心に十字の切り込みを入れ、1日~2日風に当てて干した後漬物にします。漬けて日が浅い高菜は歯ごたえや風味が、まだ野菜みたいな感じで美味しく、時間が経つと漬物としての美味しさが味わえます。


畦作り

広い田んぼになると、田植えの時の代かきで均平に仕上げるのが難しくなります。無農薬で稲を作る場合の最も手間が掛かるのが雑草対策ですが、私はそれをジャンボタニシで行っているので、田の地面を均平に仕上げるのは水の管理上とても重要です。そこで今回、今まで苦労していた田んぼの真ん中に「畦」を作る事にしました。大体5反以上の広い田んぼは2筆や3筆を1枚にまとめた場合が多く、上にあった田んぼがどうしても地高くなっています。畦を作る事で草刈は増えますが、水管理がし易くなり、雑草に悩まされる事は少なくなりそうです。畦には土筆が生えていました。家の近くにはたくさん生えている所があり、子供が楽しんで採ってきてくれます。料理は定番の卵とじです。


野菜や穀物と違い、卵は毎日採卵します。卵は、料理のレパートリーも多く、ある程度日持ちもするので、ありがたい農産物です。採卵した卵は検品、選別を行います。具体的には「汚れ」「ひび割れ」「形状」「大きさ」等を確認し、販売用と自家用に分けます。産直店等で売る場合は一般的な透明のプラスチックパックに入れて出します。宅配分は通い箱として、より耐久性があり、取り扱いが楽な紙パックを使用します。我が家の場合、1日の採卵は80~120個なので厳密に大きさ(S、M、L等)で分けて出せません。従って1個平均60g以上で出しています。例えば6個入りであれば360g以上です。私としては食用で販売しているつもりですが、有精卵ということもあり、過去には孵卵器でヒナにすると言う方もいてびっくりしたこともあります。