Author Archive

蓮華草の田んぼ

今年転作「大豆」を作る田んぼの鋤込みを始めました。蓮華草が枯れて茶色くなっています。写真では分り難いですが、蓮華草の上一面白い絨毯の様になっています。

近くで見ると蜘蛛の糸でした。蜘蛛が居ると言うことは「虫」が居ると言うことです。沢山の命がこの田んぼで生きて循環して行きます。


畦塗り

田んぼの畦塗りをしました。する所は今年水田の田だけで、減反の大豆の田はしません。畦塗りは作業のタイミングが難しく、土に適度な水分が無いと上手く塗れません。また、事前に草刈を行ったりと前段取りも必要です。畦塗りは「漏水防止」、「畦草刈」の効率化、「深水管理」などの為に行っています。昔は「畦シート」を田んぼの1枚1枚に管理機+人力で行っていましたが、全体で数十枚になった現在では機械でなければこなしきれません。

畦塗り作業は車速をおとして作業しなければなりません。土の状態にもよりますが、塗り具合を確認しつつ、今回は「0.3km/h」での作業となりました。田んぼの長手直線が100mなので、これに要する時間は20分。お昼の後にすると睡魔との戦いです。車速は遅いのですが、畦を綺麗な直線に仕上げるのも結構難しいものがあります。


麦刈り

小麦刈りをしました。「ニシホナミ」と言う品種です。鶏の餌以外にはパン屋さんにも卸しています。

刈り取った小麦はハウス内にシートと「ねこだ」と言う藁で編んで作った敷物の上で乾燥させます。


苗広げ

段積みしていた苗が発芽し、程良く伸びてきたので広げることにしました。ある程度根が張っているので、持ち運びにそれほど神経使わずに済みます。

広げたら黒い「ラブシート」を掛けます。ラブシートは保温や日焼け予防、鳥害の防止に効果があります。茎がマッチの軸位の大きさになれば取ります。


籾種蒔き

籾種は前日の午後、袋ごと水を切っていたものを夕方にハウス内に広げて、生乾きにしておきます。水分が多いと播種機でうまく蒔けません。

播種機は空の「苗箱」→「床土」→「散水」→「播種」→「覆土」を一度に行います。

出来上がった「苗箱」は一輪車に載せ、段積みするパレットまで運びます。

元々播種した苗箱をそのまま広げていましたが、苗箱に付いている「種」をスズメやカラスが食べに来てその対応が大変でした。数年前に悪天候の為広げられず、仕方なく段積みして発芽させ広げた所、鳥の害が殆ど無く、以後この方法を取っています。発芽して茎が伸びた後は種が見えにくくなるからだと思われます。また、この方法は昔から行われてきたものでもあり、それぞれ一長一短ありますが今後もこの方法でやろうと思います。