近藤農園
朝倉市の自然豊かな恵みをそのままに生かした旬の農産物を生産しています。
田植え開始
父と2人、2台のトラクターである程度代かきをしたら、私は代かきの続きを義父にお願いし、母と順次田植えをして行きます。事前に田んぼ毎の苗数を書いたリストを母に渡しておき、それを基に軽トラで運びます。籾種、培土、苗箱の数など、今の農業にはパソコンの活用が欠かせません。
井出上げ
私たちの地区では田んぼの水路に水を流す事を「井出上げ」と言います。江川ダムから小石原川に流れている水を水門を開けて引きます。流れてきた水は、上流からあてて行くので、同じ地区でも下流の方は遅くなります。今回田んぼを鋤いている時にトラクターに異常が発生。エンストが頻発。農機店に点検してもらったら、オートマチックのミッションに異常が・・・前進と後進のクラッチが同時につながっているようです。修理代の概算が数十万円!また、修理する時間も無いので、急遽何か実演機でもとお願いしたら、とりあえず新品を実演機として卸してきてくれました。このままスイッチするかも知れません。トラクターには代かきのハローを付け準備しました。今からが最も忙しい時期。実演機は今までのとは操作法も異なるので、早く慣れて事故を起こさない様に作業したいです。
稲苗
稲の苗が順調に育っています。灰色の苗箱は「ヒノヒカリ」。黄色の苗箱は「夢つくし」。品種別に分けていないと、混ざったり間違えては大変です。早稲の夢つくしはヒノヒカリより若干大きいです。葉先が枯れた様になっているのはラブシートとの接触面のダメージですが、そのうちに復活します。
種蒔き
籾種を蒔きました。場所はいつもの通り、鶏小屋の前の畑。今年はヒノヒカリ、夢つくし合わせて650枚の苗箱です。今の農業は色々と機械化が進んでいますが、子供達には出来る仕事を手伝わせます。播種機の操作、培土の投入、苗箱の運搬など最低5人は必要です。苗箱を広げた後は、ラブシートを掛けて終了。
畦塗り
田んぼの畦塗りをしました。本当はあまり忙しくない冬の間に出来れば良いのですが、稲・大豆の作付け場所が確定するのが3月なので、水田の所のみしています。畦塗りをきれいに仕上げるには、土の水分と作業速度がポイント。ちょっと水分あり過ぎかな~と言う位で丁度良く、雨上がりでも良い。また、車速が早いときれいに塗れないので、時速数百メートルでの作業。昼食後は眠くなります。