17日(土曜日)に、所属している「福岡県有機農業研究会」http://fukuyuken.net/の平成23年度総会が、ピーポート甘木でありました。
今回は総会終了後、合鴨水稲会の方と一緒に「ミツバチからのメッセージ」と言うドキュメンタリーDVDを皆で見て議論しました。
内容的には、数年前から全国的に言われている事ですが、ミツバチが少なくなったり、巣箱で大量に死ぬといった事の
原因が、ネオニコチノイドと言う成分を含んだ農薬ではないかとの事。
この農薬は植物の体内に吸収され、それを食べた昆虫の神経に作用し殺傷するというもの。
人体には無害とのふれこみではあるが、化学物質過敏症やADHDの原因を疑う学者さんも居て、警鐘を鳴らしています。
今のところ因果関係ははっきりしていませんが、疑わしきは予防原則で被害を食い止めようと言う意見でした。
そういえば、家の周りでも今時期毎年梅の花にミツバチがぶんぶん飛んで来ていたけど、今年は全く居ない。
また、他にも色んな昆虫や鳥を見なくなったという意見もありました。
ミツバチが居ないと受粉が出来ず、あらゆる植物の実が生りません。
あらゆる生命は全て循環の環に組み込まれている事を、人間はもっと謙虚に受け止めるべきではないでしょうか。
近藤農園
朝倉市の自然豊かな恵みをそのままに生かした旬の農産物を生産しています。