大豆管理作業

大豆の管理作業です。通常種を蒔いた後2週間程して1回目の土寄せ作業を行いますが、今年は雨の影響で播種が遅れ、播種後のこの作業も3週間後となりました。この作業は、株元に土を寄せ「根を張らせる」「倒伏防止」「除草」「排水」を目的とします。この作業後は、大豆がみるみる大きく生長します。写真の作業機は小橋工業の大豆専用「中耕ローター」です。今までは管理機3台動員して、両親と私3人でやっていましたが、夏の暑い中の厳しい作業でした。この機械で楽に短時間で作業出来る様になりました。中2条と左右2条の内側を一挙に作業出来、効率的です。しかし、播種は2条で蒔くので、条間を正確に揃えなくてはなりません。条間が揃っていないと株元に土が寄り過ぎたり、逆に寄らなかったりします。そこで今年は田植え機のマーカーの様な物を自作しました。前年より綺麗に蒔けましたが、やはり微妙なズレが出ます。難しいですね。2回目は更に2週間後です。


2012年夏の現地検討会

今回、福岡県有機農業研究会の現地検討会は「一ノ瀬親水公園の水車」(久留米市高良内町)と「高鍋さんの農園」(八女郡広川町)「ゴットン水車」(八女郡広川町)でおこなわれました。今回は自然エネルギーというテーマから水車をめぐる検討会になりました。間に高鍋健一さんの畑見学をはさみ、2箇所の水車をめぐりました。最初の「一ノ瀬親水公園の水車」、高良内川沿いに昔は10数基水車があり、米や粉を挽いていたそうですが、現在はこの水車のみ復元され希望者にお米を搗いているそうです。2箇所目の高鍋さんの農園は、高鍋さんの農業に対する熱い想いを聞くことが出来ました。最後の「ゴットン水車」はお米の精米の他、製粉した蕎麦を隣のお店「水車そば さかせ」で美味しく食べる事が出来ました。水車はその自然エネルギーの不安定さ故に、数が少なくなった様に感じましたが、これからは見直されるのかも知れません。


今日から蝉が鳴き始めました。昔は家の周りに梨畑がたくさんあったので、うるさい位でしたが今は梨畑もわずかになったので、そんなにうるさくはありません。ただ、蝉とかカエルとか季節の自然の音って、大音量でも不思議と不快に感じない。これって、田んぼの中に、空き缶やペットボトルのキャップとか人口的な物があると、かなり違和感があるけど、小石が落ちていても違和感感じないのと似ている気がする。


生長

トマト「なつのこま」が実を付け始めました。畑に「赤い」トマトがあると、何だか元気が出てきます。

キュウリも出来始めました。夏は田んぼが忙しいので、野菜は出来る限り手間の掛からない様に「地這え」で出来るものを栽培しています。


ジャガイモ

ジャガイモを収穫しました。品種は「メークイン」「男爵」「きたあかり」です。今年は出来が悪く、全体的に小ぶりでしたが約100㎏収穫できました。自家用と宅配分には賄えます。